お店が作られた背景
産業廃棄物中間処理とは廃棄物そのものの量の削減やリサイクル可能な資源にするための重要な工程で、分別・粉砕・脱水・焼却・中和などをおこないますが、
弊社では建設解体現場等で排出される選り分けられない廃棄物を一括で大量分別する独自の技術とノウハウで法令に則して適正に行いながらも低コストで効率的な中間処分を行なっています。
また、有機系廃棄物処理として過熱水蒸気を使った炭化装置を自社開発し有機系廃棄物を炭化物(炭)に変え低コストでの運搬や炭として販売(リサイクル)を実現しています。
この有機系廃棄物を炭化物(炭)に変える過熱水蒸気による熱処理技術を応用し、新たな取り組みとしてこのプロジェクトを立ち上げました。
STORY

自社での研究開発をしている過熱水蒸気を使った炭化装置ですが、炭化するには無酸素状態でおこなわなければいけません。その研究過程で調理器具への転用が可能であるということを発見しました。そして今までに培った過熱水蒸気技術を用いれば類を見ないほどの高品質な食品の調理(焼き芋)ができることが愛媛大学との研究で明らかになり、食品事業への新規参入をしていこうと考えました。
無酸素製法

過熱水蒸気は、水蒸気をさらに過熱して100℃以上にした気体のことで、その気体は大きく膨張し空気を追い出して過熱水蒸気装置内を無酸素状態にします。
この無酸素状態で食材を過熱すると食材の中にある油分や塩分が表面に出て食材の劣化、栄養分の酸化を抑えることができます。
酸化に弱い栄養素が守られることで食材がもっている本来の栄養素そのままの状態であるため、人にとって安全・安心な健康食品を作ることができます。また、短時間で食材内部まで加熱できるため食材の細胞破壊を抑制し、食材本来の旨味を中に閉じ込めてくれます。
美芋(Viimo)

私たちは現在も第4次ブームが続き老若男女に愛されている焼きいもにフォーカスし過熱水蒸気を利用した焼きいも製造装置をつくり独自の製法でどこにもない栄養素そのままの高品質の焼き芋を「美芋(Viimo)」と名付けました。
